都市伝説!!チキン南蛮に隠されたナゾ

都市伝説!!チキン南蛮に隠されたナゾ

チキン南蛮に隠されたナゾ!ということで、
何気なく食べているチキン南蛮ですが、よく考えてみると気になることありませんか?
チキン南蛮の「南蛮」って何? チキンはわかるけど、なんで南蛮?
チキン南蛮にかかっているタルタルソースの「タルタル」って何?どういう意味?
今回はこの2つの疑問にスポットを当ててみました!

チキン南蛮の「南蛮」て何?

「南蛮」という言葉はいったいどこからきているのでしょうか?
もともと「南蛮」とは古代中国で南方に住んでいる異民族に対する呼び名として使われていました。それが16世紀ごろに日本でポルトガルやスペインとの交易が始まると、「南蛮」はポルトガルやスペインのことを指す言葉として使われるようになり、「南蛮貿易」とも呼ばれるようになりました。

そしてこの南蛮貿易によって日本にもたらされたものの多くが南蛮膏薬、南蛮頭巾、南蛮絵などと「南蛮」という冠がつくようになりました。
ものだけではなく、新しい料理や調理方法も伝わってきて、それらにも「南蛮」という言葉がつけられ、その代表的なものが「南蛮漬け」です。
この南蛮漬けに使われる唐辛子入りの甘酢のことを「南蛮酢」と呼び、揚げた鶏肉を南蛮酢に漬けることから、チキン南蛮と呼ぶようになったということです

 

タルタルソースの「タルタル」とは何なのか?

タルタルソースは一般的に、マヨネーズをベースに、玉ねぎやパセリなどの香味野菜、ピクルス、ゆで卵といった材料をみじん切りにして混ぜ合わせたソースのことです。
また「タルタル風」と料理名につけられることもあり、生の素材を細かく切って調理したものを全般に、「タルタル」と称しています。
でもなぜ「タルタル」なのか?
由来は諸説あるようです。

①│タタールという遊牧騎馬民族からきている
中央アジアからユーラシア大陸を駆け巡った遊牧騎馬民族の「タタール族」と呼ばれていて、タタール族は馬肉などを香味野菜などと細かく刻んで食べていたとされています。
この食文化がヨーロッパに伝わり、「タルタル」とされたそうです。

②│古代ギリシャのタルタロスからきている
昔はヨーロッパの人々の間でタタール族を「タルタロス」と呼んでいたそうで、意味としては、古代ギリシャで地獄や奈落を示す言葉だったそうです。タタールとタルタロスが発音的に似ていることと、獰猛なタタール族のことをタルタロスにたとえたと言われています。そのタルタロスから伝わったからという話もあります。

③│フランス語からきている
フランス語に「生の」という意味の「タルタル(tartar)」という言葉がそもそもあるそうです。

④│日本語の「足る」からきている
「足るソース」ということで、味が濃く、少しソースをあっけるだけで食がすすむことからつけられているという説もあります。

諸説あり、どれが定説かも定まってはいないようです。
どれを信じるかはあなた次第です!笑

関連記事

  1. チキン南蛮発祥の地「延岡市」

  2. 本物を伝える!「チキン南蛮党」

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー一覧