<宮崎・宮崎市> 南国の味!オーロラ色のチキン南蛮 SHE35

<宮崎・宮崎市> 南国の味!オーロラ色のチキン南蛮 SHE35


料理人として約30年活躍されている長友さんご夫妻は、とにかくお客様想い。味はもちろんのこと、目でも楽しめるのが「SHE 35」のチキン南蛮。美味しく食べてもらうためにと考えて添えられた野菜や飾りの彩りに加え、オーロラ色のタルタルソースも私たちの目と舌を楽しませてくれます。ただお腹を満たしに来るのではなく、長友さんご夫妻との会話を楽しみに来るお客さんで店内はいつも賑わっています。

オーナーシェフ長友照幸さんと奥様

 

■全て手作りにこだわったチキン南蛮


ーお店はいつからされているんですか?

もう28年目になります。
長くやってるけど、ずっと変わらずチキン南蛮が一番人気メニューですね。

 

ーチキン南蛮以外のメニューも豊富ですね!

実はずっとここでやってきた訳ではなくて、10年ほど前にお店移転してるんです。
新しい店ではメニューを変えて、黒板に「今日のおすすめメニュー」って書いてかっこよくやりたかったんだけど、前のお店の常連さんがわざわざ訪ねて来てくれるんですよ。
そしたら、「前のあれがまた食べたい」ってなるでしょ?
本当は自分がしたい洋食屋さんをやりたかった気持ちもあるけど、結局常連さんの声に応える形で今のようなメニューになりました。
せっかくいろんなメニュー用意してても、20年チキンソテー食べてる人は他のメニュー全然頼まないですね。(笑)
馴染みの味と思って、通ってもらえるのは嬉しいですね。

 

ー作る人からしたら、せっかくたくさんメニュー用意してるからいろんなもの食べて!って思いますよね。(笑)

そうですね。
常連さんの希望を聞いて特別メニュー作って来た結果、これだけ豊富なメニューになったんですよ。
これとこれが食べたい!って言って、お客さんが勝手にメニュー作ったりして。
小林さんのメニュー、田中さんのメニュー、伊藤さんのメニューなんてしてるうちに、いろいろ増えちゃって。
でもチキン南蛮が一番人気ですね。

■南国風のトロピカルチキン南蛮


ーお店のチキン南蛮のこだわりポイントを教えてください。

地産地消にはこだわっています。
うちのお店では、宮崎産の生の鶏肉を使っています。
タルタルが特徴だと思いますが、味付けは甘めです。
一般的なタルタルソースって白いマヨネーズに卵と野菜が入ったものですけど、南国風の甘い味付けにしています。
お醤油もそうですけど、暖かい地域ほど味付けが甘めになりますよね。
うちのその傾向に合わせた味になってます。

ー他にない珍しいタルタルですよね

そうですね、トロピカル風の見た目ですね。
うちのタルタルソースには卵を使っていなくて、人参、玉ねぎ、パセリなどの野菜を使い、柑橘類の甘みがポイントになっています。
野菜の食感も残ってるので、シャキシャキしてます。

ータルタルの味にマッチするために、他のこだわりはありますか?

宮崎チキン南蛮の定義って決まったものはないんですよね。
だから同じチキン南蛮っていう名前でも、お店によって全然違うんです。
もも肉を使うところもありますが、うちのお店では胸肉を使っています。
一口大にカットして、下味つけたら小麦粉をつけて、卵にくぐらせて揚げる。
揚げたてを熱々のまま甘酢につけることで、味がよく衣に染みこむんです。

ー甘酢の味付けも甘めですが、薬味も効いていてメリハリがありますね。

野菜を煮込んで作っていますが、薬味とスパイスもたくさん使ってます。
工夫して、他のお店と違う点を作らないとね。(笑)
みんなこだわって作ってるから、みんな自分のお店が一番美味しいって言いますよね。

ー彩りもきれいで、他のお店では見ないチキン南蛮ですよね。

そうですね、目でも美味しいと思ってもらえるようにしています。
男の人はあんまり野菜食べない人もいるじゃないですか。
うちではまずお皿にキャベツを敷いて、その上にチキン南蛮を載せています。
甘酢やタルタルソースが染み込んだキャベツなら、野菜が苦手な人も食べやすいんじゃないかと思って。

■こだわりの味を、家庭でも!


ーチキン南蛮をお家で美味しく作るコツはありますか?

甘酢の比率は、酢4:濃口醤油1:薄口醤油1がおすすめです。
お砂糖は多めで、お好みでレモン汁や生姜の絞り汁入れるのもいいですよ。
この甘酢はチキン南蛮以外にも、アジの南蛮漬けなどの料理にも使えるレシピです。
あとはマヨネーズに野菜をたっぷり入れること!
ゆで卵はお好みで、入れてもいれなくても。
鶏肉は、鶏天のように薄くカットして揚げると家庭でも作りやすいですね。
一度で揚げ過ぎず、二度揚げするのが美味しく作るコツです。

SHE35
住所:宮崎県宮崎市芳士1016-4 K’sハウス1F
TEL:0985-39-8200
[ウェブサイト]https://tabelog.com/miyazaki/A4501/A450101/45004461/

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