チキン南蛮発祥の地「延岡市」

チキン南蛮発祥のまち延岡市

宮崎県延岡市生まれのソウルフード、みんな大好きチキン南蛮。
食欲をそそる甘酸っぱいタレとたっぷりのタルタルソースをかけたチキン南蛮のルーツに迫ります。
ということで今回は延岡市役所 観光戦略課 野上了輝さんにチキン南蛮発祥の秘密について語って頂きました。

Q.チキン南蛮発祥の歴史について教えて下さい

タルタルソースをかけた一般的なチキン南蛮と、こだわりの甘酢ダレだけで味わうシンプルなチキン南蛮の2系統があるのが、発祥のまちならではの特徴ですね。
昭和30年~40年代に延岡市祇園町にあった洋食屋「ロンドン」がルーツでこだわりの甘酢ダレだけで味わうシンプルなチキン南蛮が栄町にある“直ちゃん”
先代・後藤直さんが「ロンドン」で昼間に修行をしながら、夜は自分の店を切り盛りしていたそうで、ロンドンのまかない料理をヒントに試行錯誤を重ねて生み出したのが、甘酢ダレだけで味わう現在の形のチキン南蛮だったそうです。

一方、タルタルソースをかけるチキン南蛮を全国に広めたのが「おぐら」
創始者・甲斐義光さんは、宮崎市内で食堂を開いていたものの起動に乗らず、活路を求めて延岡にいた兄・照光さんを通じて洋食料理に欠かせないデミグラスソースの作り方を学んだがこのロンドンだったそうです。

義光さんはロンドン直伝のデミグラスソースを武器にハンバーグ、ステーキなどを出す洋食店「おぐら」を創業して、人気店になっていきました。
おぐらのチェーン店の中に「ロンドン」「翁」というった名前があったのも、創業時の恩義を忘れない義光さんならではのこだわりなのかもしれません。

タルタルソースをかけた一般的なチキン南蛮と、こだわりの甘酢ダレだけで味わうシンプルなチキン南蛮の2系統があるのが、発祥のまちならではの特徴ですね。
昭和30年~40年代に延岡市祇園町にあった洋食屋「ロンドン」がルーツでこだわりの甘酢ダレだけで味わうシンプルなチキン南蛮が栄町にある“直ちゃん”
先代・後藤直さんが「ロンドン」で昼間に修行をしながら、夜は自分の店を切り盛りしていたそうで、ロンドンのまかない料理をヒントに試行錯誤を重ねて生み出したのが、甘酢ダレだけで味わう現在の形のチキン南蛮だったそうです。

7月8日はチキン南蛮の日


イベントなども行っていて、チキン南蛮の日となっている7月8日には
昨年2018年にはちきなんウォークというイベントを行いました。
「洋食屋ロンドン」の跡地や、「直ちゃん」の前など、チキン南蛮にゆかりのある場所を歩くんですけど、
お子さんも参加されるので途中ゲームがあったりいろんな方に楽しんでいただけるイベントなども開催しています。
毎年何かチキン南蛮に絡めた企画を行っていければと考えています。
ぜひ、一度発祥の地の延岡のチキン南蛮を食べにきていただければと思います。
みなさんお待ちしてます。

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